Last update 2006/02/05




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読書日記





や行



謀殺の弾丸特急 By 山田正紀

 アンダカムの首都プノンランは日本の蒸気機関車C57に乗れることから鉄道マニアたちの有名だった。吉岡晶子はプノンランからバンコクまでSLで旅をするとツアーの添乗員だ。参加者は新婚のカップルや旅好きの老婆、元国鉄職員など6名。それが突如アンダカム国軍から追われる身となった。ジャーナリストの大塚が重要国家機密を写真におさめてしまったのだ。兵士たちを振り切りSLで国境まで逃亡を計った7人だが、迫り来るはガンジープに戦闘ヘリに戦車。あり合せの道具で何とか応戦するが・・・。

 戦闘も知らない素人たちが異国の地でSLを走らせ国境まで逃げるという設定がまず面白いように思う。力がない代わりに知恵で補って最新兵器から逃れていくという展開が魅力的なのである。かなり非現実的なご都合主義の偶然が連発されるが、下手に現実に近寄りすぎない分だけ興奮しながら読み進めることができた。

(読了 : 2004/09/15)






  Copyright (C) 2004 Tan Popo Michino