Last update 2006/02/05




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有栖川有栖




◆プロフィール

本名は上原 正英。1959年4月26日、大阪に生まれる。
少年の頃から、シャーロック・ホームズシリーズやルパンシリーズ、少年探偵団シリーズなどの影響を受ける。
11歳の時には、紀田三四郎という私立探偵が活躍する『虹色の殺人』というミステリを初めて書き上げた。
この頃から小説家になりたいという夢を持っていたようで、卒業文集には将来の夢は「小説家」と書いたらしい。
中学生になるとエラリイ・クイーンやアガサ・クリスティ、ディクスン・カーなどの英米の本格ミステリに触発され、中学3年の時には江戸川乱歩賞に投稿する。
鮎川哲也にファンレターを書いたのもこの頃らしい。

同志社大学に入学後は、推理小説研究会に所属。
機関紙『カメレオン』に発表した有栖川有栖というペンネームが、そのまま現在のペンネームとなっている。
ペンネームの由来は、大好きだった『不思議の国のアリス』から下の名前をアリスとして、それに合う苗字をつけて遊びっぽい名前にしたかったらしい。大学の前が有栖川宮邸跡だったことと、エド・マクベインのマイヤー・マイヤー刑事の名前に感化されたことから「有栖川有栖」になったようだ。
大学卒業後は書店チェーンに就職。その年に鮎川哲也の『鍵孔のない扉』に解説を書く。

24歳で結婚。
26歳頃、ペンを執らない日々に一念発起してワープロを購入。
10ヶ月かけて脱稿した『月光ゲーム』が、江戸川乱歩賞に落選する。しかし、一読して「面白い」と評した鮎川哲也の推挽を受けて、改稿された形で東京創元社から『月光ゲーム Yの悲劇’88』が出版された。
以降、二束のわらじを履きながら傑作を書き続け、綾辻行人、法月綸太郎らと共に新本格ミステリブームの火付け役となった。
また、エラリイ・クイーンばりの論理性重視の作風や「作者名=語り手」のスタイルから『日本のクイーン』や『90年代のクイーン』との異名を取る。
1994年、会社の本部機能の東京移転に伴って引越しを要請され、それを期に会社をやめて専業作家となる。
2000年に発足した本格ミステリ作家クラブの初代会長に就任。
2003年、『マレー鉄道の謎』で、第56回日本推理作家協会賞受賞。

代表作として、『双頭の悪魔』、『幻想運河』、『マレー鉄道の謎』などが挙げられ、どれも高い評価を受けている。
小説以外では、『有栖の乱読』、『有栖川有栖の密室大図鑑』、『有栖川有栖の本格ミステリ・ライブラリー』などのエッセイ集があり、古今東西の本格ミステリに造詣が深い。
また、活躍は日本のみならず、中国や台湾でも翻訳本が出版されている。



[主要参考文献]

  『有栖の乱読』(メディアファクトリー)
  『虹果て村の秘密』(講談社)

Written on 2005/04/03


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